川平内科緊急情報のブログ
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🌾9月になりました🍁
最近、当院でもコロナの感染がまた増えてきています。
透析患者様は免疫力が低下していることが多く、感染症にかかりやすいため、感染対策について改めておさらいしたいと思います。
・手洗い・うがいの励行
・ひび割れは感染の入口となるため、皮膚の保湿
・シャント部の清潔管理(穿刺場所を毎回ずらす事も感染予防になります)
・シャントの赤み・腫れ・熱感がある時はすぐスタッフへ知らせる
・院内ではマスクの着用は必須
・透析室や待合室での会話を控える
・免疫力を高めるために、十分な睡眠と偏りすぎない食事、無理のない運動をする
・発熱や風邪症状がある時は、来院前の電話連絡をお願いします
🦀8月になりました🐬
「フレイル・サルコペニア」について
「フレイル」ってなに?
加齢や慢性疾患により、身体的・社会的・精神的な機能が低下することで、転びやすくなったり、体や心が病気にかかりやすくなった状態をいいます。
「サルコペニア」ってなに?
加齢や病気により、筋肉量が減って力が弱くなってしまうことです。
透析患者さんは食事内容に気を配らなければいけないことで、栄養管理が難しく、栄養が不足してしまう傾向にあります。
また、身体が疲れやすく運動量が減ってしまうなど、透析患者さんはフレイル・サルコペニアのリスクが特に高いのです。
☆彡予防のポイント!!
1日3食しっかり食べましょう
バランスのよい食事をこころがける
無理のない続けられる内容で身体を動かす
周りの人とお話して笑う事も大切です😊
みんなでフレイル・サルコペニアを予防しましょう!!
7月になりました🍉
今回は薬の効き目を十分に活かし、服用し忘れや副作用を防ぐため、薬の管理について書きます。
☆飲み忘れを防ぐ工夫
服薬ごとに分けられる薬ケース、お薬カレンダー、スマートフォンアプリを利用するほか、食事時の声かけなど家族に協力してもらうのも良いでしょう。
☆飲み忘れてしまったら
気づいたときの飲めばよいものと、そうでないものなど薬によって違います。飲み忘れたらどうすればよいか、あらかじめ医師・薬剤師に聞いておきましょう。
☆薬の用法を守る
薬は用法を守らないと本来の効果が出ません。量を増やす・減らす・飲むのタイミングを変えるなどの勝手な判断をしてはいけません。副作用のリスクも高まります。
☆飲み忘れ、余った薬の扱い
余った薬は申告してください。残っている薬は処方を調整することができます。正直に話して怒られるということはありません。自宅に残しておくと間違って服用してしまう恐れもあります。また、症状が一緒だからといって薬を他人にはあげてはいけません。
☆体調が変化したら
副作用を含め体調の変化はすぐに医師に相談してください。薬を飲むのが憂うつな場合などでも相談しましょう。
☆薬の情報の管理
自分が透析患者であるということと、自分が飲んでいる薬の情報は他科を受診する場合や市販薬を使いたい場合、災害時等にも必要です。お薬手帳、処方シール、薬剤情報提供書などもしっかり管理しましょう。