川平内科緊急情報のブログ
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ブログ入力練習です
11/17(日)職員のみで夜間災害訓練を行っています。
ブログ入力の練習をしております。
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11月になりました
10月のラグビーワールドカップは日本代表、素敵でしたね。
さて、本日はドライウエイト(目標体重)について書きます。
ドライウエイトとは体に余分な水分がない状態で、透析終了時に達成しなくてはならない目標体重のことです。
どうしてドライウエイトをきちんと決めておくことが大切なのでしょう。それは、心臓に負担をかけないためです。ドライウエイトが本来の値よりも多すぎる(ドライウエイトが甘い)と、水分が余っていることになります。この余っている水分の何割かは血管の中にあり、心臓に負担をかけるのです。反対にドライウエイトが本来の値よりも少なすぎる(ドライウエイトがきつい)と、透析を行うたびに脱水になります。脱水状態になると血圧下降をおこしやすく、心臓をはじめ、お体全体に負担をかけることになります。ドライウエイトは血圧やむくみ、心胸比、インボディ検査の細胞外水分比などを参考にして決めます。
適切なドライウエイトが設定できたとしても・・・
ドライウエイトがきちんと決められれば、心臓に負担がかからないか、と言えばそうではありません。心臓に負担をかけないためには、ドライウエイトを適切に決めた上で、水分管理もきちんと行っていただく必要があります。ドライウエイトが適切であっても、透析間での体重の増加が多ければ、その増加した水分が心臓に負担をかけます。また、たくさん除水をすると血圧が下がりやすくなり、やはりこれも心臓に負担をかけます。ご自身の心臓を守るために、中2日空いた時の体重増加をドライウエイトの5%以内におさめることができるよう、ぜひ、水分管理をきちんとしていただきたいと思います。水分制限のためには、塩分制限が必ず必要ですから、まずは塩分制限を心がけるようにして下さい。また、ドライウエイトは痩せたり、太ったりして合わなくなることもあります。検査結果や日々の血圧などの状態なども考慮し、再設定をすることもありますので、「最近食欲がなくて以前より食べていない」「食欲があるので食べている」など、何かありましたら医師、看護師に伝えてくださいね。