川平内科緊急情報のブログ
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5月になりました
今回は、皆さんが今最も気になる新型コロナウイルスについてです。
これまでに人が感染するコロナウイルスは7種類みつかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている❝新型コロナウイルス❞です。
このうち4種類のウイルスは一般の風邪の原因10~15%を占め、多くは軽症です。
残りの2種類のウイルスは2002年に発生した❝SARS❞、2012年以降に発生している❝MERS❞です。
感染ルートは現時点では①飛沫感染と②接触感染の2つが考えられます。
①飛沫感染:感染者のくしゃみ・咳・つばなどと一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
②接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえたあと、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスがつきます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
新型コロナウイルスに感染しないようにするために、まずは一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、せっけんによるこまめな手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、混雑した場所を避けて下さい。
また、普段から十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
外出時はマスクを着用し、3つの密(密閉、密集、密接)を避けましょう。
4月になりました
今年は例年より早く桜が開花しました。
花を見て癒されたいですね。
今回は止血方法について振り返りたいと思います。
≪止血方法≫
①穿刺部を10分指でおさえます。
②圧迫の強さは弱いと出血させてしまうので、適度な強さで圧迫します。
③10分後、止血できていることを確認します。
④止血判は翌日にはがして下さい。
※強すぎる圧迫は血流を遮断し、シャント閉塞の原因になるため、ドクドクと拍動を感じる強さで圧迫して下さい。
※止血時間は10~15分ですが、シャントの種類や状態でも異なり、個人差があります。
※再出血したら、あわてず、再度おさえましょう。
入室時の手指消毒、換気へのご理解、引き続きよろしくお願い致します。
3月になりました
花粉症の季節ですね。
今回は花粉症の話をします。
花粉症はスギなどの花粉が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。
特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、毎年くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。日本ではスギの他にもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。
花粉症の治療は、花粉が飛びはじめる前、もしくは症状が軽いうちに治療を始める事で、症状が出るのを遅らせたり、軽くしたりできる可能性があります。
治療を行っていても、原因となる花粉は空気中にたくさん含まれています。症状の悪化を防ぐためには、花粉をできるだけ避けるように日常生活で工夫することが大切です。
〈日常生活で気をつけること〉
①花粉情報に注意する
②飛散の多い時の外出を控える。外出時にマスク、メガネを使う。
③花粉が付着しやすいので、表面が毛羽立ったコートの使用は避ける。
④帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する。洗顔・うがいをし、鼻をかむ。
⑤飛散の多い時は窓・戸を閉めておく。換気時の窓は小さく開け、短時間にとどめる。
⑥飛散の多い時の布団や洗濯物の外干しは避ける。
⑦掃除を励行する。特に窓際を念入りに掃除する。
気になる方は早めにご相談下さい。